7月16日(木)変化に対応
来週22日から始まる「Go Toキャンペーン」などで、首都圏からの人の流れが増えることを懸念する声が強くなっている。宮城県内で14人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県内での感染確認は6日連続で、感染が確認された人はあわせて126人となり、これまで1日に確認された感染者の数が最も多かったのは4月16日の13人で、本日の14人の感染確認はこれを超えて最も多くなった。同様に、東京都内で新たに286人が新型コロナウイルスに感染していることを確認、都内で1日に確認された数としては、今月10日の243人を上回り、これまでで最も多くなった。これで都内で感染が確認されたのは合わせて8,640人になった。
消費喚起策「Go Toキャンペーン」について、インターネットの署名サイトには実施に反対する人の署名が10万人以上から寄せられた。感染者の流入を懸念する各地の首長からは見直しを求める発言が相次ぎ、野党も追及を強める。ただ、鳴り物入りで実施を決めた政策の転換は安倍政権への打撃が避けられず、「安倍晋三首相も菅義偉官房長官も迷っている」報道がなされたが、夕方、政府側は東京などで感染者数が増加傾向にあることから、「Go Toトラベル」を全国一斉に実施するのではなく、東京発着の旅行は対象外にしたうえで、予定どおりの日程で行うなどとする案を提案となった。似たような件がプレミアム商品券にも見え隠れ、しっかりと議論していく。