8月29日(土)不変

 9月を目の前にして厳しい残暑だ。安倍晋三首相の突然の辞意表明で地元紙はじめ各紙が報道の特集を組んでいる一方で、次期首相の予測され候補者の話題になっていた。また、地元選出の石垣参議院議員のTwitterはつげがSNSで問題となっている。不変であって欲しいのは、思いやりだ。ましてや疾病による体調不良のためによる辞任だ。
 さて、日本経済新聞Deep Insight Opinionに梶原誠氏が「安倍晋三首相が辞任を表明した。それでも日本をアジアの金融センターにする構想は残すべきだし、先行する香港の政情不安でチャンスも訪れている。」と言うもので1974年の田中角栄首相が東京証券取引所の理事長に就いた谷村裕氏に渡したメモを紹介している。メモは、・企業は株主に配慮を、・持ち合いを解消せよ、・個人株主を作れ、・上場市場の区分を見直せ、・投機ではなく資本調達の場にという5点だ。この5項目の骨太で今でも色あせず通じる。そして「46年後の今も道半ばの改革に、田中氏は墓の中でうねり声をあげるだろう」と。今度こそ、と次期リーダーに願いたい。しっかりと動きを見て欲しい。

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