5月9日(日)済陽高穂先生
石巻文化センターで済陽高穂さんの講演を聞いた。日本人の死因の3分の1を占めるガンを治す医師になりたいという思いを実現するため「消化器外科」になった先生の事例をパワーポイントで伺った。20個あった肝臓の転移ガンが3ヶ月ですべて消えた、ガンの転移でつぶれかけた脊髄が再生し足のマヒも全快、進行した膵臓ガンが3分の1に縮小、「星野式ゲルソン療法」、「甲田療法」など生還例で食事療法の導入による治癒率の高まりにたどり着く。
「医師は、自分が病気を治すなどと大それたことを考えてはいけない。体は患者さん自身が治す。その自然治癒力を引き出すのが名医。手術で治せたとうぬぼれるな」済陽先生の恩師である中山恒明先生の言葉で食事療法が加わったという。
ガンの原因①塩分のとりすぎ、②クエン酸回路障害、③過剰な活性酸素の発生、④動物性のたんぱく質・脂肪のとりすぎの4項目が大部分を占めている。これを食事療法により免疫力を高めていく。結びで、食事はくすり諦めないでがんばることが必要。
慌ただしい1日だったが、懇談会を含め有意義な1日だった。恩師の言葉や出会いを大事のしたい。今日は、母の日。帰宅し母に恒例の感謝のカーネーションを贈った。