5月18日(火)新型コロナが気づかせたもの

 新型コロナウイルスは私たちに何を気づかせてくれたのか。もう1年以上も経過しているのにしっかりと闘っているという感もない。経済は労働(ヒト)、資源(モノ)、資本(カネ)で回ると言われてきた。しかし、コロナによって病院のベッドの数、ワクチンの量が経済を回す上で大きな影響を与えるようになってしまった。このようなことは今までない。コロナは、したたかだ。私たちは人と話し合うことで互いを理解し合い、新たな価値を生み出してきました。交流は欠かせません。現状では人の流れを活発化させることは、コロナの思うつぼ。科学的な対応でなかったり、経済を優先させたりすると健康が脅かされる。PCR検査の目詰まりに始まり、ワクチン接種に向けた環境整備の遅さは主要国に比べて顕著となっている。国と自治体の連携、医療機関との調整が円滑におこなわれていないことは明らかで、目指すデジタル化は逃げ水なのでしょうか。政治家や役人が不適切な飲食を繰り返すなど、我慢をしている国民の感情を逆撫している現状にある。改めて新型コロナが気づかせたものについてじっくり検証したい。

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