5月28日(金)正念場
宮城県と仙台市は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、仙台市内の飲食店などに対し、5月末までを期限として、夜の営業時間を午後8時までとするよう要請していたが、本日、対策本部会議を開き、今後の対応を協議した結果、営業時間の短縮要請について、対象地域をこれまでの仙台市全域から国分町がある青葉区に限定し、6月13日まで2週間延長することを決定した。
対象となる業種は、これまでと変わらず、酒類を提供する飲食店や接待を伴う飲食店で、営業時間については、これまでより1時間延長し、酒類の提供は午後8時まで、営業時間は午後9時までとするよう求める。また、県と仙台市の独自の緊急事態宣言や「リバウンド防止徹底期間」についても、6月13日まで延長することを決め、記者会見で村井知事は「飲食店のクラスターの多くが青葉区内で発生しているため、青葉区に限定した。要請内容は緩和したが、感染者が急増する兆しが見られた場合、ちゅうちょなく、さらに厳しい要請を検討していく、まさに正念場」と述べた。感染者やウイルス対策の実効性向上を願いたい。