９月30日(木)自分ファースト
お彼岸が終わり、銀行や役所が混んでいると思ったら、早くも月末で明日から10月だ。大型で非常に強い台風16号は、本日午後３時には日本の南の海上を１時間に30キロと、速度をさらにあげて北北東へ進んでいる。この台風の影響で宮城県の海上では、明日10月１日〜２日にかけて、北よりの風が強く吹き、うねりを伴った大しけとなる見込みの予報だ。台風の進路によっては、警報級の風となる可能性があります。宮城県東部の海上では、10月１日の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されていて心配だ。十分警戒をしていただきたい。
さて、総裁選から一夜明けてメディアの論調が厳しい。日本経済新聞では、『自民党が望んだのは党内の「安定」だった。菅義偉首相の総裁選不出馬で、各社世論調査の自民党の政党支持率が上がった。多くの国会議員が抱いていた次期衆院選への不安は和らいだ。首相の交代以上の党内の「変化」を求めず「結束」を重視したようにも映る。日本の有権者のわずか1%程度であるとはいえ、党員・党友の多数は河野太郎氏を支持した。そこからうかがえるのは河野氏の異端ぶりに期待する現状への危機意識と改革願…』と結局自分の選挙に有利か否かを優先に考える自分ファーストの発想だと指摘している。結びに、岸田氏に課されるのは党内の「安定」ではなく、危機を直視し覚悟を持って不断の改革をやり遂げることだと。自分ファーストはじめ国民はしっかりと見ている。週明け４日に第100代首相に指名を受け組閣、そして後には総選挙という国民の審判が控えている。