10月10日(日)いのち

 快調に歩き、娘を送って自宅に戻り、石巻日和ライオンズクラブの清掃奉仕活動へ。クラブメンバーの所属する明治安田生命のボランティアグループと一緒に県道2号線(石巻ー鮎川線)の月浦付近で実施。生憎、曇天の厚い雲から時折の小雨。注意喚起のSNSを発信して、『こがねはマルシェ』が黄金浜会館に寄り急いで、義弟から案内いただいた百箇日法要、開眼供養と納骨供養で長面に来ています。観世音菩薩普門品、舎利礼文、焼香合掌。
 さて、死者・行方不明者計27人を出した静岡県熱海市の土石流災害から100日目となり、犠牲者の追悼式が市内の伊豆山小学校で開かれた報道された。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」にならぬようしっかりと防災・減災に力を発揮して欲しい。開眼供養で石碑に刻まれている妹と甥っ子たちの名を見て一層強く思った。日本経済新聞に『縮む寿命、コロナの爪痕 欧米ショック、人類の歩み停滞』が掲載。新型コロナウイルスの感染拡大によって、欧米で伸び続けてきた平均寿命が第2次世界大戦以来の大幅なマイナスになる見通しとなった。これだけ多くの国が同時に寿命を縮めるのは史上まれだ。戦争を除けば、最近の平均寿命は順調に伸びてきた。人類の歩みは止まってしまうのか。人類は死に至る病を科学技術の力で抑え、食料や生活環境を充実して長寿につなげてきた。そこに新型コロナが待ったをかけたと。1面の『森林にも迫る高齢化、防災や脱炭素の壁』と併せ、環境も考え実行しなければならない。

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