11月2日(火)競争
総選挙を終え各マスコミがそれぞれ分析や提言、検証している。日本経済新聞1面は「政治の危機」競争なければ再生なしと。『衆院選の結果が浮き彫りにしたのは競争原理が働かない政治への失望だ。野党第1党の立憲民主党は共産党と手厚い選挙協力をしながら公示前から14議席も減らした。現実的な対案を示さない野党は政権選択の対象にならないと有権者は判断した。1選挙区で1人を選ぶ小選挙区制は「政権選択選挙」と呼ばれる。中小政党が乱立しても勝利はおぼつかないため、与野党の2大政党が1対1で政権をかけて争う構図になるといわれるからだ。』と与野党どちらにも風が吹かず投票率も55.93%と戦後3番目に低い。立憲民主党の枝野幸男代表は本日午後の党執行役員会で、衆院選で公示前の110議席を下回る96議席に終わった結果の責任を取り、代表職を辞任する考えを表明したと報道された。一方の自民党のすべての派閥が所属議員を減らした。落選に加え、選挙前に引退を表明した議員を含め3~10人減らした。もっとも減らしたのは二階派で公示前の47人から10人減の37人となり、岸田派と勢力が逆転した。岸田派は46人から5人減の41人になっている。結局、矢野康治財務次官の「バラマキ批判」論文でしっかりと政策面に目が向いたのではないだろうか。国家財政の危機だ。経済対策を行い賃上げや失われた30年を打破することで競争の活発へだ。
さて、宮城県民による文化活動を広く全県的な規模で発表する場を提供し県民相互の融和と交流を深め県民文化の更なる発展と振興を図るとともに開催地域の一層の芸術文化の向上を目指す「第24回みやぎ県民文化祭」がマルホンまきあーとテラスで明日11月3日〜4日開催される準備の搬入作業を行った。いい意味での切磋琢磨も競争心(自身に勝)が重要だと思う。