1月22日(土)働き

 『地方議会議員の月収が高い自治体はどこ? ランキングのトップの年収は?』がファイナンシャルフィールドの配信にアップされた。日本に約3万3千人の地方議会議員がいる。地方議会議員は、地方自治法203条1項により議員報酬が支給される。その報酬の額は各自治体の条例で定めることとなっている(203条4項)。それゆえ各自治体によって報酬の額がバラバラで、一般的に議会の議長や副議長は、通常の議員よりも報酬が高額であり、加えて人口の多い自治体であれば報酬が高い傾向にある。中には、大阪府議会のように従来の額から大幅に削減している自治体もある。2020年度の都道府県議会議員の月収ランキング(一般議員の議員報酬ランキングで期末手当などの手当は含まれていない)。1位は愛知県の月収97万7000円です。愛知県は2020年に、夏の期末手当の1割削減を決めたが、議員報酬は据え置き。2位は神奈川県の月収97万円。こちらも2021年度の報酬を5%削減して、月収92万1500円とした。3位は京都府の月収96万円。宮城県は84万円。日本の首都である東京都は月収81万7600円と21位。東京都は2017年から議員報酬を20%削減し、2021年度まで継続している。東京都は都知事も月収72万8000円と全都道府県知事の中でも最も低い報酬額で、身を切る改革を実行している。宮城県市町村議会ベスト5は、1位仙台市84万円(宮城県議会議員と同じ)、2位石巻市44万4000円、3位大崎市42万8000円となっている。『日頃から地方議会にも目を向けて、報酬に見合うだけの仕事を議員がしているかをチェックしていきましょう。』と結んでいた。
 さて、『土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎』(竹倉史人著)をあっという間に面白く読んだ。著者の人類学者によっての視点に頷きながら縄文時代の土偶が植物及び貝類(縄文人にとっての重要な食物)をかたどった、いわばフィギュアであるという衝撃的な証明。イギリスの人類学者フレーザー『金枝篇』を援用しイコノロジーな見方は参考になった。働きに使いたい。
 心配していた新型コロナウイルス感染者、宮城県内253人。市町村別の内訳は仙台市170人、石巻市18人、柴田町13人など。全国で5万4576人の感染、5万人を超えたのは初めてで、1日の感染確認としては5日連続で過去最多を更新した。また、大分県と宮崎県で最大震度5強を観測する地震があった。改めて、畏敬の念を抱き自然と共存共栄できるようにしたい。

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