8月3日(水)油断禁物

  朝から天気が不安定。ウォーキングと朝食を終え市内に向かっているとポツポツと雨。仙台管区気象台によれば、前線が東北地方をゆっくりと南下し、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、県内では大気の状態が非常に不安定となっていると。このため、県内では、本日夜遅くにかけて激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東部・西部ともに30ミリと予想され、雨雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雨となるおそれもあるという。油断は禁物だ。郵便局で手続きを行い外は本降り。朝読んだ日本経済新聞春秋の『苫小牧発、仙台行きフェリー。吉田拓郎さんの歌「落陽」の一節だ。無味乾燥な語句がメロディーにのり旅情を誘う1行になった。詞は主人公が旅先の北海道で出会った老人を描く。ばくち好きで身を持ち崩し、現在フーテン暮らしの老人は主人公の乗った船を見送る。詞を書いた岡本おさみさんのエッセー集「旅に唄あり」によれば、この男性とは書店で知りあった。難しい政治評論誌を黒ずむ指でめくっていた。息子は戦争で殺され、…』と反戦の思いとふと浮かんだ。今思うと、「落陽」は、1973年に発表され意味もわからず歌った。知らないということは….。大先輩の通夜。
 さて、新型コロナウイルス感染者数、全国では249,380人。東京都内では38,940人で、1週間前の水曜日より9,900人余り増えるなど再び増加に転じ、過去2番目の多さとなった。宮城県内でも3,471人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6月29日の3,711人に続いて過去2番目。前週水曜(6月27日、2,447人)より1,000人以上多かった。市町村別の内訳は仙台市1,906人、石巻市178人、大崎市159人、名取市151人、登米市130人、多賀城市123人など。3桁台が続く石巻市では、これまで週末を中心に集団接種を行ってきたが、感染が急拡大したことに伴い、接種を希望する人が増え、予約が取りづらくなっていたことから、本日から日程をさらに広げ、急きょ3回目と4回目の集団接種を始めた。

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