10月11日(火)東日本大震災から11年7ヵ月

 本日より宮城県産生食用カキ生産が一斉にスタート。9月29日が出荷の解禁日だが、ここ数年、海水温が高く産卵の時期が遅れたため、12日遅れでの出荷となったが成育がやや遅れたものの小粒で美味しい。恒例の牧浜・竹浜、狐崎、鹿立、福貴浦、小網倉、小渕2ヵ所、荻浜、侍浜、月浦、桃浦、折浜・蛤浜、佐須浜、石巻湾、沢田を廻り石巻地区と牡鹿地区を終えた。これから旬のカキを是非、御賞味いただきたい。
 東日本大震災から11年7ヵ月の月命日。
沢田から女川、雄勝経由で長面の処理場に寄り旧大川小学校で偶然、お世話になっている御一行と一緒になり懇談。気がつくと先程の晴れから雲が覆い被さるようになり、合掌。遅めのランチを同級生のお店でいただき夕方自宅に戻ると宮城県漁協石巻総合支所で石巻や気仙沼で水揚げされたカキの初入札。結果、10キロ当たりの平均価格は2万8,100円と、前年の初入札に比べ5,600円ほど高値になった。その後、着替えて、お世話になったお通夜へ弔問。カキ剥きの処理場でも思ったが、まさに「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」だ。気づきの日だった。

コメントは受け付けていません