2月16日(木)N分N乗

 午前10時から令和5年第1回定例会議会運営委員会(第2回)が開催された。市長追加提出議案9件(補正予算8件、工事請負の契約締結1件)。補正予算は、国の第2次補正予算に基づき内示のあった「社会資本整備総合交付金事業」や「災害公営住宅家賃対策事業」及び電気料金の高騰に伴い、不足が見込まれる各公共施設等の光熱水費などを措置したほか、各事業の執行見込みに基づく事業費の予算整理及び各種特別会計への繰出金や国県補助金等の確定に伴う予算整理を併せ行ったもの。また、工事請負の契約締結については、東中瀬橋仮桟橋設置工事。協議事項は、2月9日市長が行なった市施方針演説に対する会派代表の質疑が明日17日(金)と20日(月)の2日間で行われる。17日3会派(ニュー石巻、石巻颯の会、公明会)、20日2会派(日本共産党石巻市議団、日高見会)。『重点施策6つ「全ての世代が生きがいを持って活躍できるまちづくり」「安心・安全なまちづくり」「人口減少対策と地域コミュニティの強化」「産業の発展と雇用創出」「物流拠点の形成と新たな観光の構築振興と人づくり」「広域連携体制の強化」に市長の政治姿勢、行財政運営など』がポイント。タブレット端末へのアプリのインストール申請等について、議員個人か会派一括か選択し議長決裁とした。
 さて、日本経済新聞春秋に『明治初年に欧米を見て回った「岩倉使節団」の一行は、行く先々でその文化・文明に驚嘆した。とりわけパリでは街路の美しさや市民の華やいだ雰囲気に圧倒され、随員の久米邦武編「米欧回覧実記」にいわく「ロンドンは人を勉強させるが、パリは人を愉悦させる」。日本人のフランス憧憬は、このあたりがルーツなのだろう。昭和戦前期にかけて、かの地にあこがれた作家や画家はじつに多い。それもこれも今は昔。』意欲の違いだろうか。少子化対策として、子どもが多い世帯ほど所得税が軽くなる「N分N乗」方式が注目されているが、フランスで導入されている制度で、世帯の人数や働き方で所得税の負担が変わってくる。「N分N乗」方式とは、フランスが1946年に導入した。家族の所得を合算し家族構成に応じた除数Nで割って1人当たり所得を算出する。これに税率をかけた1人当たりの税額をN倍して世帯の税額を得る。累進税率の所得税では所得を分割した方が適用する税率は低くなる。子どもの数が多いほどより低い税率が適用され、税額も少なくなる。子どもを多く持つインセンティブ(動機づけ)になるとされる。フランスの場合、大人を1、子どもを0.5(第3子以降は1)として世帯の人数を計算する。例えば夫婦と子ども2人の4人家族の場合、世帯所得を3で割った額が課税対象になり、個人の所得に課税する場合より低い税率が適用される。耳障りの良いばかりではなく、しっかりと実効性の高いものにしていかないと、一層フランスは遠のいてしまう。

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