6月27日(火)改革
人口減少を背景に、市町村は行政運営の効率化や一層の経費削減を迫られている。福島県内では独自の取り組みで、こうした課題の解決を目指す自治体が現れて、それぞれの成果を共有し、よりよい方向性を見いだしてほしいという提言を見た。特に、郡山市は限られた職員数で質の高い公共サービスを提供する業務削減策を「郡山市STANDARD」としてまとめ、効率化に取り組む。庁内会議の資料は事前に配布し、事務局側の説明を簡潔化する。形式的なあいさつは取りやめ、冒頭から議論を始めて会議の時間を短縮した。開催目的や成果目標を明示した上で議論して、まとまった内容を関係者の間で共有し、実りのある会議にしている。どの自治体でも比較的取り入れやすい業務見直し策と言えるはずだ。福島市は議会での答弁書作成をすべてオンラインで行うシステムを導入したという。石巻市議会も30人議員から正副議長を除いた28人中26人が登壇している。定数削減と新たな議会改革が必要だ。昨日の続きで懇談等をこなして市役所。そのような目で見るためか会議のためか席に居ない方々も多いように感じる。担当課で対応してランチへ。そこでもいろいろ良い提言を受けた。読んだ福島日報社説の結びに『人口減少がさらに進めば、地方で暮らす人々の生活を支える基礎自治体の職員確保に、苦慮することから避けられないだろう。将来にわたって優秀な人材を得るためにも、行政事務の効率化を職員の働き方改革につなげてもらいたい。』と。まさに何処も同様で真に対応していく必要がある。