9月28日(木)文化

 朝暗いと思ったら、雨。ようやく秋らしくなってきた。日本経済新聞春秋に『深まる秋の趣を一足はやく楽しめそうだ。東京・上野の東京国立博物館で「冬木小袖」と呼ばれるきものが10月3日から展示される。白地に藍の濃淡が涼しげなキキョウ、ハギ、ススキ。琳派の絵師、尾形光琳が江戸の豪商、冬木家の夫人のために筆をとったと伝わる。300年ほどの経年で絹地や糸が劣化し、およそ2年をかけて京都の工房で本格的に修理。今回がお披露目となる。所蔵する同館と文化財活用センターが2020年からクラウドファンディング(CF)で寄付を募った』と。近年、国立の文化施設などによるCFが多いが、『日本政府の文化に対する支出額は国民1人あたり922円。フランス7,079円、韓国の6,705円に比べて大きく見劣りする。国がしっかり予算をつけるべきとの声も根強いのだ。「困ったらCF」の対症療法では心もとない。何百年守った文化財を次代に繋げるかの瀬戸際だろう。』と結んでいた。
 さて、Facebookの思い出に10年前の2013年9月のアップされた。当時のブログを見ると『7時からは八幡屋で「3.11塾」一般社団法人3.11震災孤児維持文化・スポーツ支援機構のスタッフと懇談会。支援は「一緒に」がテーマで早くから石巻市にも来て折衝を行っていたが驚くような事実を伺った。三枝成彰さんが挨拶、林真理子さんと懇談し、名曲の履歴書」三枝成彰(朝日新聞出帆)、「野心のすすめ」林真理子(講談社現代新書)をサイン入りでいただいた。一緒の力は大きい。』と書いてあった。その縁で、震災でに遺児・孤児の支援をいただけることになった。次第に思い出し文化・芸術の話題で盛り上がった。ハード面整備を終えて、改めてソフト面の充実が必要だ。歴史、文化、伝統に光をだ。文化施設運営の良くない話も伺うが、しっかりと注視して行動して行く。墨を擦って一筆為書きを書き、ランチを挟んで懇談。いろいろな話題を提供いただき糧に。

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