10月13日(日)諸行無常
日本経済新聞サイエンス Next Views 草塩拓郎さんが『博士が輝く日本への方策 研究者の専門性生かせ』が掲載された。日本は博士号を持つ人材が活躍しにくいとされる。国立大学の法人化で若手研究者の雇用が不安定になり、学生が博士課程への進学を避ける風潮が強まった。人口100万人あたりの博士号取得者は2021年度に126人で、米国や英国、ドイツの4割程度にとどまる。欧米などで取得者が増えるなか、日本は10年度から4%減った。科学研究や産業の高度化が進み、深い専門性や知識を持つ博士人材の活用は必須だ。文部科学省の科学技術・学術政策研究所が9月に公表した博士課程修了者の仕事に対する満足度の調査を読み解くと、人材を生かす方策が見えてくると。奇しくも仙台から東京へ、本日オランダへ息子が向かった。「PIC Summit Europe 2024」だが、しっかりと活躍することに期待したい。
さて、夕べ訃報と接しいろいろ処理作業。さらに各イベントをシャットアウトし先に決定していた第24回カラオケの祭典のご挨拶を森下千里自由民主党宮城県衆議院比例区第一支部 支部長と一緒にお話しさせていただいた。エンディング近くまで会場で声援し訃報(葬儀委員長)として焼香へ。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。「平家物語」が身に染みた。