5月18日(日)時空
予報通り晴れて暑い。畑を見て植物の成長を楽しむ。コーヒーを飲みながらNIKKEI The STYLE 『「平家物語」を旅する 時代の転換期を人はどう生きるか』を読む。一門の繁栄から源氏との戦いを経て没落までを描く「平家物語」。13世紀前半までに成立したとされ、読み、語り継がれてきた。人は自らのさだめにどう向き合い、生きたのか。忠節、裏切り、鎮魂、悲恋……。沃野に分け入り、舞台を歩いた。ころは12世紀。警護役として中央政界の一角に登場した武士は、政争を力で収める実動部隊として存在感を増す。中世の幕開けだ。「軍事貴族」。その新興勢力の一方の雄、平家をこう呼ぶ歴史家も多いと。時空を超え鎌倉・室町(南北朝)・安土桃山時代へと姿・形は変えても同じことが起きている。
さて、第32回サン・ファン祭りが、石巻市サン・ファン・バウティスタパーク、宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)で開催。今年度のテーマ 「新時代を告げる風」。中央ステージイベントでは地元、渡波小学校鼓笛隊、万石浦小学校マーチングバンド、渡波獅子風流など伝統芸能の披露のほか地元高校のチアリーディング、ジャズバンド演奏など。さらに各種出店、飲食・物販に地元高校生も出店で賑やかだ。アナゴやイカ焼き、焼きそばなど購入。新時代の風を受け止めて新たなまちづくりに活かしいけるようにしたい。次に、神社で開運マルシェ。だいぶ話し込んでゆったりとさせていただいた。コーヒー、玉コン、よもぎ餅ご馳走様でした。向かいに移動。『渡波レインボーシアタートリオコンサート』がレインボーシアターで開催。ヴァイオリンの木村 悦子さん、チェロの玉木 俊太さん、ピアノの山田 貴子 さんの演奏。軽快な5月の風にのって、途中で譜面が飛ぶのではと思いつつ、音楽の素晴らしさと楽しさが伝わってきたアンコールまでの12曲。主催者と関西トリオに感謝。夜はお通夜へ。