11月29日(火)治者の心得
河北新報の社説『議員歳費削減/身を切る覚悟ありやなしや 「なんじの俸、なんじの禄(ろく)は民の膏(こう)、民の脂なり」(お前が与えられている給料は、民が汗や脂を流してつくりあげたものだ)旧二本松藩戒石銘碑は、治者の心得をこう説く。議員会館に碑文の写しを掲げている国会議員も少なくない。「言うはやすく」ということだろうか。議員待遇の見直しが一向に進まない。不景気の風冷たく、多くの国民が禄の減にあえいでいるというのに。…』まったく社説のとおりだ。地方は、石巻市を見た場合でも、議員127名が34名、首長7人が1人に削減され厳しい財政の中、当選した後、日割り計算で支給されているが、国会議員は地方が削減されていても一向に議員数や報酬にしてもたった1日でも月額支給されるなど何でもありだ。治者の心得を進めたいものだ。議員年金も国会議員が8割支給に対し、市町村議会議員は現在6割案など議論されているが本末転倒だ。
さて、議会運営委員会を開催、第4回定例会(12月3日開会~20日閉会の18日間)の提出議案等を協議、12月議会から委員会で自由討議が開始されるが、開かれた議会を目指し基本条例に従って進めているが、地方と国会とでは、そのギャップに驚かされ主権である国民のことより党利党略が見え隠れし憤りを感じる。
午後3時からは学校評議員会で荻浜中学校へ。教育も含め、真に身を切る覚悟が必要だと思った。