12月5日(日)歴史と教育

 荻浜保育所の「かにっこ発表会」のため荻浜公民館へ行き、子ども達の元気な「実りの秋」の軽快な曲に合わせてオープニング。「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声に神輿がはずれるハプニングで所長先生の挨拶で子ども達の良いところを褒めて下さいと。来賓も一人一人自己紹介し劇遊びなどかわいらしい演技に拍手を送りながら、荻浜小学校、東浜小学校の両校長先生と来賓席で話題になったのは総合的学習のようなテーマを定めて子ども達が地域や環境問題に取り組む姿勢はあっぱれ!特に、「エコキッズからのメッセージ」では、子ども達がエコ博士になり「のこしたら もったいないの おばけでる」(全国1,105通のNO1に選ばれた)やきれいな海やみどりの山を守るため取り組んでいる問題提起と解決をしっかりと行っている様子が伺えた。次に、「浜めぐり」では、地域の浜の名前の由来を調べ、児童が自分の言葉でしっかりと話している様子も感動ものでした。歴史と教育の重要性を再認識。
 午後からは、「いしのまき水辺の緑のプロムナード シンポジウム ~水辺を活かしたまちづくり~」のため市民会館へ。亀山市長の挨拶後、コーラス、基調講演「石巻の歴史と水辺の魅力」斎藤善之東北学院大学教授がこれまで石巻の水辺を歴史を歩く8回の市民講座を終えて振り返りながら、「石巻リバーサイドプロジュエクと「水辺の緑のプロムナード」は防災機能に歴史的景観のポイントの整備、ウォ-ターフロント整備が重要」と考え、石巻湊「開港」の歴史を再考しながらその魅力について説明し歴史の船(シンボリックな船として)を活用したまちづくりの事例を話した。
 続いて、発表として「市民がつくる石巻の歴史案内サイン」公開講座会員有志、市民が創る歴史案内を朗読紹介、続いて「石巻の魅力を探る」として東北学院大学の斎藤先生のゼミ生徒が4グループに分かれ問題点と提起を発表した。マンガッタンライナーの活用(観光客輸送列車)、石巻焼きそばきっぷ、トリコローレからの移動、商店街活性化案やオリジナルの駅弁など多面的な角度から捉え、会場からも拍手や笑いが起こっていた。
 休憩後、「いしのまき水辺の緑のプロムナード計画」について説明があり、パネルディスカッションが亀山市長がコーディネーターとして、江戸時代から川と海に育まれたまち・歴史のまちづくりは単にビジネスではなく次世代を担う子どもの教育を観点にと話し5名のパネリストからプロムナードへの思いや期待を「水辺のまちづくり」として進めた。まさに歴史と教育がキーワード。

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