12月23日(金)大荒れ

 暖かさから急激に冷えてきた。外は小雪がちらついている。宮城県西部や仙台も午後6時過ぎの報道で雪が降っており大荒れになると。
 さて、1票の格差をめぐっては、最大5.00倍だった今年7月の参院選を「違憲」または「違憲状態」とする判決が相次いでいる。参院は西岡武夫参院議長の案を基に制度見直しの議論に着手し案を出したが、格差是正が早急に迫られるだろう。特に、議員1人当たりの有権者数を見ると、衆院は3年連続で千葉4区(49万4708人)が最多、高知3区(21万222人)が最少となった。高知3区との1票の格差が2倍以上の選挙区は、前年の47から55に増えた。参院選挙区の最多は神奈川県(122万2455人)、最少は鳥取県(24万3254人)。この組み合わせは5年連続で、宮城県も2倍だ。判決も違憲だが選挙は有効であると早急に対処する必要がある。厳しい大荒れのような状況であるが市町村議会や都道府県議会は痛みを伴いながら是正しているが、肝心な国会は衆参とも痛みを伴っていない。党利党略より国民に目を向け襟を正すべきだ。

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