8月16日(火)大震災 159日目
石巻市立病院の現在地再建で波紋だ。戻り盆も来客が多いが、仮設住宅からいよいよ復興へと課題が移るが、補助金で制約があるものの当初壊滅で仮設でも他地区での建設を試みていたことが報道されてきた。土地利用の方針も打ち出し「苦渋の決断」と亀山市長が強調したが唐突で市民の意見が反映されていないとする声が多い。しっかりとコンセンサスを得る必要があり、村井知事も「患者の安全を第一に考えながら、今後の病院のあり方を検討すべきだ」と言及している点も鑑み、国や宮城県の対応もしっかりと示すべきだ。
夕方、妹と甥っ子の明日の通夜、明後日の葬儀告別式のため息子らが帰ってきたので駅に迎えに行った。息子も叔母と従兄の3人を失い休みをいただいてきた。無常の思いは私とて、同じだが「春は花夏ほととぎす秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」本来の面目とは、事象のありのままの姿だと道元禅師は述べたというが、いまだに受け入れることはつらいものだ。ただひたすらに合唱だ。