9月4日(日)大震災 178日目
大型の台風12号による大雨で、奈良、和歌山両県では土砂崩れで民家が流される被害が多発したほか、河川の氾濫も相次ぎ、9県で死者21人、行方不明者54人に上って最悪の状態となっている。東日本大震災といい、いつどうなるかわからない不透明な状態を改めて感じる。「人生を拓く‐正法源蔵随聞記入門‐」酒井大岳(講談社)を読む。無常な世界に忘れかけている「日本人の魂が満ちているようだ。
さて、台風と高潮の影響で漁港に並べた土俵が流されたり被害が出て対処に追われそうだと、夜に菩提樹石巻で行われた平塚家通夜でいろいろ新たな課題などについて伺った。帰宅中に、漁協時代に水産業発展のためお世話になった宮城県職員の文谷さんの急逝を知らされた。漁港漁場問題やかき処理場建設などでお世話になりお酒を酌み交わし議論したことも多々あった。何とも茫然自失状態だ。合掌