11月26日(土)大震災 261日目

 市内でガレキ処理の件等で懇談した。相変わらず体の節々が痛く疲れもピークのようだ。10時から石巻市震災復興基本計画(素案)に関する意見交換会が荻浜中学校体育館で開催され出席した。体育館はまだ電気も使えず寒い。初めに亀山市長から「可能な限り全力を尽くしてきた。不安を1日も早く解消することが私の使命だ。安全確保を第一に進めて行きたい」と挨拶し、石巻市震災復興基本計画(素案)について説明を受けた。続いて質疑応答で暮らしの基本である住宅の着工はいつか。一次産業のカキ、ノロウイルス対策の下水道対策について、放射能対策として風評被害は、高台移転は各地区でまとまったら行政でやるのか、県道復旧への素案は、地盤沈下対策は、バイパスの下水道プロジェクトを加えていただきたい。などなど多岐にわたった。生活面と生業の部分、道路などインフラ整備に集中した。午後2時からは牡鹿中学校体育館で同意見交換会に出席した。質疑応答で、スピード感がない。アンケートで高台移転と記したが内容がわからない。実施計画の詳細がない。漁業復旧など背後地をどうするのかや買い上げ金額などがない。高台移転、網地島への交通手段など出された。また、総合支所長の権限と予算、大谷川ー小積浜間のトンネルを実現性など問われた。住民の不満と市の進め方に乖離を生じているようだ。

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