12月5日(月)大震災 270日目

 ひろさちやさんの「般若心経」生き方のヒント(日本敬愛新聞社)を読む。その中で、布施の考え方で「兎と亀」の話をインド人に尋ねると我が国のように、兎が昼寝をしている間に亀に敗れたので、昼寝をしなけばよかった、ゴールに入るまで油断せずしっかり走ればよかったと答える思ったらインド人が3人いて、年寄りのインド人が「兎はノープロブレム。悪いのは亀だ」「どうして」「亀は兎を追い越して行ったのだろう。その時は、もしもし、兎さん。昼寝をしていてはだめですと。なぜ、ひと声掛けないのか。亀には友情が無いのか」若いインド人は「兎が昼寝と言うが心筋梗塞で倒れていたのかもしれないので起こすべきだ」という。仏教の国インドは競争主義ではなく「布施のこころ」だという。
 さて、朝7時過ぎ、また議員の活動について電話連絡をいただいた。全ての人に綱紀粛正というか布施のこころをもち対応したいものだ。午後から本会議で質疑応答、特に石巻市立病院建設検討委員会条例で再建に向けて再建に関する基本計画の策定等に関する重要な事項を審議する検討委員会を委員15人以内で設置するというものだが、すでに建設場所を候補地として8か所に絞り長所短所を調査し年内中に最終的には庁議などで場所を絞り込むという報道がなされていることに委員の役目ではないかなど質した。特に、11月17日門脇中学校体育館で開催された石巻市震災復興基本計画(素案)に関する意見交換会で、「市立病院の再建場所も同様で、市の考え方がなく、国県任せの状態ではないでしょうか」という質問に対し亀山市長は「市が苦渋の選択をしたうえでの戦略として市立病院を同じ場所に再建することを発表」と答弁したことは過日の現存地で建設と言ったのは苦にを動かすための議会、傍聴者、マスコミをだましたと発言していることと一緒だ。ここは、苦渋の選択で現存地と発言したことにより災い転じて福となったくらいの答弁でないと議会軽視だ。職員だけで絞り込む手法は庁舎のエスタ、現在審議中のガレキのプロポーザールなど反省が無い。市民に開かれた透明性の高い手法にすべきだ。本会議終了後、「石巻市立病院を東部地区に建設するお願いについて」石巻市立病院を東部地区に誘致する議員連盟(16名)で亀山市長に要望書を提出した。夜は、駅前北通りで米倉後援会役員会。

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