12月12日(月)大震災 277日目
大崎市の従兄弟の1周忌をかねて、父方の従兄弟に年末の挨拶に行く。一年を過ごすのは、早いものだ。美里町経由で帰る途中で、国の復興支援会議の高成田委員から漁港集約について現場の意見と現状について会談した。宮城県が142港の県内漁港を拠点港60港に再編する方針についての反応である。2013年度までに加工場や海産物の処理場を拠点港に集約する選択と集中での報道はエールを送るものはなく、6次産業化を視野に選択されなくてどうですかという短絡的なものが多い。そろそろ自立支援へだ。
市内で、復興計画に関する不満や明確に示されていないことに対する懇談会。夜は、とり文で開催のいて座の会に出席、東日本大震災での其々の発災時の状況などを改めて伺った。仙台で暮らしている人も、ふるさと石巻の再生がどうなるかと期待と不安を隠せない心境も迫るものがあった。また、オール石巻ですべきことや国への対応など厳しい意見も多かった。市民の声をよく聞き、国を動かすことが如何に大事かだ。経済界、弱者視点など足りない部分が見える。