12月20日(火)大震災 285日目
17日に河北新報に掲載された「宮城のカキ養殖用か」は、石巻市狐崎浜のものだった。米西部ワシントン州北部の太平洋岸まで流れ着いたのだ。焼き印がしっかりとされていたという。シアトル郊外の砂浜にも打ち上げられていた浮き樽だ。東日本大震災で流失したものが遠くアメリカまでとは自然の力は凄い!9時に宮城県東部振興事務所水産漁港部に拠点漁港から外れた2種漁港の狐崎漁港の早期復旧促進について地元役員と伺った。
午後からは本会議で、冒頭で亀山市長から行政報告として昨日環境省から発表された放射性物質汚染対処措置法に基づく「放射能汚染状況重点調査地域の指定について」報告があったが、福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質への汚染の航空機モニタリングで牡鹿半島の山間部及び金華山の一部において基準値の0・23マイクロシーベルトを超過する箇所が計測されたという由々しき問題だ。本市が測定調査しているところでは基準値を越えるものが測定されていないが看過できない状況だ。しっかりと注視していきたい。一般質問4人が登壇し、復興計画等に集中している。終了後,6時10分から 平成23年度第4回定例会議会運営委員会(第5回)を開催し、市長提出議案2件と議会案(石巻市議会議員の議員報酬の特例に関する条例)など協議し、移動し菩提樹石巻で太田家通夜へ。