12月28日(水)大震災 293日目

 記者会見で歌手の長渕剛さんが、『NHK紅白歌合戦』を被災地である石巻市から生中継で歌唱する。曲は、東日本大震災の被災地から、紅白のために書き下ろした未発表の鎮魂歌「ひとつ」を歌う。祈りと鎮魂の思いを込めた新曲「ひとつ」は、「震災で亡くなった方々の無念さ、残された者たちの悲しみとか不安、それらを紡いだ祈りの歌がほしいと思いました。どういう言葉で紡ごうかなと思って難儀しましたが、何となく今回は自分が書いたのではなく、誰かによって書かされたかのような不思議な思いでした。ひとつになって ずっといっしょに 共に生きる」と復興に向けた力強い決意表明を歌詞に込めた長渕さんのコメントが報道されていた。You Tubeで聞いたが、石巻市をはじめ被災地へ支援活動してる歌詞も思いが凝縮されている。本当にありがたいことだ。
 さて、役所関係は御用納め、震災対応では大きな課題を残し政治不信を感じる。マニュフェスト違反に加え離党する議員を見ていったいどう感じるか国会議員は理解していない。時折降る雪の中、多くの課題とスピードの遅さにやるせない気持ちだ。長渕さんは、歌で多くの人を勇気づけケアをしている。今日も多くの方々と懇談する機会があった。現場の市町職員や議員にはダイレクトで怒りや課題・要望など訴えられる。石巻市は職員削減や議員の定数を協議していて、合併前は7市町の首長、127人の議員が現在は31人となっている。痛みを伴っていない国会議員は地方に率先垂範する能力があるのかとさえ思う。地方主権を実施し大胆に削減すべきだ。

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