2月8日(水)大震災 335日目

 朝一番で、加納家出棺前に焼香に行き庁内に戻り水産課で復興に関する件について懇談し、議会事務局で整理し同僚議院と懇談していると連絡が入り朝日新聞野呂論説委員と合流し雄勝に向かう。これまで野呂論説委員は、魚と生態系「海を空っぽにするな」や震災後の漁業「再生に智恵をしぼろう」、水産特区構想「新たな漁業のモデルに」など海に視点を置いて問題提起している。案内しながら多くの犠牲者を出した大川小学校で合掌し冥福を祈った。母子像に暖かそうな服が着せてあり、目がウルウルとなった。雄勝を案内、公民館に乗っている観光バスだが今度撤去する事となった。オーガッツに到着し、その取り組みや問題点や課題点を伺った。代表の伊藤浩光さんのチャレンジする姿が、大変理解できまた、どこの浜も同じ問題点や課題を抱えていることがわかる。知恵袋のメンバー立花貴さんと挨拶し、後にした。昼食後、石巻魚市場付近から湊方面をご案内した夜は、石葬会館での森山家の通夜で焼香し、アイトピア通りでの「復興とまちづくりの両立を目指す」に出席した。講師は、一般社団法人ジャパン・オンパク事務局長の野上泰生さんで「オンパク手法でまちづくり」地域にあるものを活かすための方法について考えると題し、地域の魅力を住民が再発見・再認識することから情熱を持ってやろうと。オンパクの負けパターンと勝ちパターンからその手法について、小規模多様な「プログラム」を一定期間に集中開催しガイドブック・ウェーブサイトを作成、運営組織を中心に「パートナー」「サポーター」「スポンサー」「ファン倶楽部」等いろんな人が関わり進める。そもそも、オンパクとは温泉泊覧会の略で温泉街において行われる温泉を中心としたイベントの略称だ。別府で開催している事例を紹介しオンパクのプラットフォームにより「生産性の向上」へと繋がっている。現在、サポーターは、6,000人。ネットワークの構築を図っているが、初期は750万円の赤字だったが、最近は、150万円の赤字となっている。持続については、オンパク事業だけでは、赤字だがオンパクの必要性は確認している。枠組みを見出す必要がある。続いて、里見喜生理事から福島県いわき市での事例報告された。次に、加藤せい子理事長から岡山県総社市オンパク事業「みちくさ小道」の事例が報告、事例報告者はまちづくりの取り組みを熱意あふれる誇れる話し方だった。続いてワークショップで懇談。そのほかコンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会の街並み部会、LSB部会が開催されて、ふるさとのまちづくりに熱い思いを議論していた。大変嬉しい、是非、夢のあるまちづくりに全力傾注だ。

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