2月26日(日)大震災 353日目

 お釈迦様の教えに、人生苦に満ちていて、その本質は執着である。これを苦諦、集諦と言い、この苦から解放されれるには執着を滅すればいい、これを滅諦といい、醜態を滅する最高の訓練の場が日常生活でその中で実践を続けることが道諦と言い、苦集滅道の4つを四諦という。この四諦から正しく生きる八正道が生まれるが、人生は無常のの中にあるように思う。熱心なる仏教徒ではないが、東日本大震災で地元小積浜で6人の犠牲者がでた。区民と女性部さつき会がその供養として小積浜供養式を行った。午前10時から木村家・木村諒一さん安子さん、続いて木村家・木村力勇さん、木村家・木村泰雄さん・喜代子さん・とも子さんの在りし日を偲んで吉祥寺御導師様のもとで鎮魂の供養を行った。生憎、昨日の雪で一面が真っ白、御導師の読経に一人ひとりが真理・法を認識し、いま・ここに命のいかに尊いものか気づかされる。修了が、我が家でお茶をいただきながら、御導師様を交え懇談。区民はもちろん、大震災で小積浜を離れた方々にもご出席いただき、大震災前の穏やかな話に花が咲く。やっぱり「小積浜はいいなあ」おばあさんの声にほっとする。諸行無常、無常を生きる切なさかな。なおらいで盛り上がり、この大震災で教えていただいたことも多い、苦をも包括できるような器量の大きい人間になりたいものだ。

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