3月5日(月)大震災 361日目

 朝、一面に雪、まだ降っている。7時過ぎに家を出ると、霙になり雨と変わった。道は月曜日と言うこともあって、混んでいた。チームの誕生日でお邪魔し、慌てて議長室で打ち合わせ、9時半から議会運営委員会を開催し、施政方針に対する質疑について説明、午後から復興局石巻支所において復興特区申請が行われ市長、関係部長等が出席するため午後の再開時刻を予め午後1時30分とし、明日の本会議も陸上自衛隊幕僚長等来石するため午後の再開時刻を午後3時30分とし、会派各代表3名づつ行うこととした。また、ラジオ石巻からのライブ中継に関する申し入れについても試みとして許可することとした。
 終了後、10時から本会議を開き、行政報告で市長から3月2日復興庁から通知があった「復興交付金の配分可能額」について報告があった。1回目の配分は当初より50%強で、過日平野復興大臣が来た時も不満の声が多かった。施政方針に対する代表質疑の中でも交付金の不満が出た、また、亀山市長の施政方針演説についてメリハリや覇気がないなども続出だった。
 議会運営委員会をさらに2度開き、明日は午前9時30分から開き、休憩10分入れ2人を午前の部(昼食に入っても)、3人目を午後3時30分から行うこと、3回目午後6時から開き市長提出議案、23年度補正予算案10件の追加議案の説明を受け、東日本大震災復興促進特別委員会からの委員会提出議案と3月11日(日)午前11時30分に本会議を開くこととした。終了後、帰宅途中も雨が降っていた。連絡をいただき自宅で、午後7時半、NHKクローズアップ現代を見た。『日本の漁業は変われるか~宮城・水産特区構想の波紋~』は、東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた、東北の基幹産業である漁業。その復興をめざして宮城県が打ち出した方針に反発する漁協、濱田武士さん(東京海洋大学准教授) と一緒に検証していた。海は誰のものへの一石を投じていた。十三浜の漁師グループが生産組合で活動、桃浦地区漁師が民間会社参入を歓迎する。基幹産業漁業が衰退し限界集落化せず生き残る策を早急に講じる必要がある。

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