5月24日(木)百条委員会設置へ

 漁業支援の件など牡鹿地区の要望など対応した。その際に、妻から地元の元石巻市議会議長を務めた杉浦雄之丞さんの逝去の連絡を受けた。その後、正午より会派会議で勉強会を開催し、午後2時半から各会派の有志が募り石巻市議会東日本大震災復興促進特別委員会での災害廃棄物処理業務等及び一般社団法人石巻災害復興支援協議会・藤久建設株式会社の協議の経緯と結果について市議会としての対応を協議した。そもそも、3月28日発売(4月5日付)の週刊文春を発端に日本財団から一般社団法人石巻災害復興支援協議会無償提供された重機車両を藤久建設株式会社の廃棄物処理業務に使い、加えてその際に、ボランティアの活動記録写真をトリミングなどして使い回すなどがあった問題や市と同協議会との間で委託契約した軒などで不正請求があったのではないかと記事掲載から実態解明を行ってきた。これまでの調査で当局から明解な説明や資料の提供がなされず、個人情報保護や情報公開規定の制約などにより地方自治法第110条の規定に基づく特別委員会での所管事務調査では、当局の姿勢も含め実態解明は困難である状況だ。今回の未曾有の大震災により全国はもとより世界各国の皆様方からの善意ある復興支援に対し混乱にまぎれ仮に不正が行われていたならば恥ずべきで今後の支援に対しても大きな影響を及ぼ事態にも発展しかねない状態だ。行政事務を監視チェック機関である石巻市議会としてこの問題究明にて一定的に乗り出し集中短期で検証し復興へ対応していかなければならない説明責任を果たす義務から全員一致で対応することとした。早速、20名による石巻市議会臨時議会招集を請求し地方自治地方100条の規定による「災害廃棄物処理業務委託等に関する調査特別委員会の設置について(百条委員会)議決しようとすると同意を得て柳田総務部長に石巻市長宛で提出した。

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