10月3日(水)東山魁夷展

 8時半、議長室で副議長ともにスケジュール調整と入札の結果で契約締結の議案を含む臨時会等について協議した。副議長からも「病院予算 継続審査から一転可決」の解説で「何のために継続審査」で各会派賛否拮抗していると。時は、合併前の平成15年12月12日、地域医療対策特別委員会で地方公営企業経営アドバイザー事業の結果について、医療経営財務協会公認会計士長隆 氏から講評で建設の問題を指摘されている。一床あたり5,000万円近い投資でしているが、民間だと一床1,000万円と言われていることを指摘され、「いい医療を安く提供し、適正な利益を確保する」ことが経営目標理念に掲げることが必要と指導されている。しっかり役立たせることが必要だ。
 終了後、同僚議員や記者団と会い懇談後、宮城県美術館に行き、東山魁夷展を見学した。今も根強い人気を持つ国民的画家東山魁夷(1908~1999)で代表作80点を展示してあった。大学生の時、彼の作品「濤声」を見て感動した。襖に描かれた、沖から岸に向かう波が岩に砕け、次第に穏やかになっていく岩の松が自分に見え、このままでは溺れるのではないかと思った。絵を見て衝撃的な出来事だった。小雨の中、特別展に引き込まれる。自画像から順に「残照」で止まった。母、弟の相次ぐ逝去と第一回日展に落選し失意のどん底にいた九十九谷の山の霊気を壮大なスケールで描かれていた。次いで「郷愁」「青響」「雪降る」「映象」「白暮」「冬華」「白夜光」「潮音」「花明り」「宵桜」など堪能できた。情感深いまちづくりに活用したい。

コメントは受け付けていません