11月9日(金)波紋

 4日に開催された「石巻復興推進大会」による波紋が広がっている。民主党安住代幹事長代行の講演で仙台市の被災者向け住宅再建の独自支援について「県市長会長として失格だ。自分のところは、金があるから助ける。隣の貧乏な街は、どうなってもいいのか」という趣旨の発言で奥山仙台市長と佐藤仙台市議会議長が反論し怒りをあらわにしている。しかし、国の役人の考えであってそれぞれの自治体が被災者にできることを考えることは当然でそれが突破口になり国に支援を求めることは、しごく自然のことだ。県議会も巻き込まれ話題となっている。さらに、決議文の文言に対しても場外乱闘だ。「行政において復興計画が策定され、実施にむけて鋭意努力されておりますが、スピード感が欠け、なかなか進捗しておらず震災復興の妨げになっております」の箇所だ。ご指摘を受け、早速真意を確認に、午前中懇談。
 午後1時から朝日新聞長嶋記者の取材、会派行政視察で職員派遣の御礼状をお願いした新世紀クラブ堀川幹事長の報告を受け、その後、日野局長とスケジュールの打ち合わせを行った。夕方は、阿部家弔問した。振り返りながら、推進大会や会派と市長の懇談会等、波紋は広がりに驚く。

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