1月28日(月)断固たる決意
第183通常国会が開会され、安倍晋三首相の所信表明演説を行い、「過去の反省を教訓として心に刻み、真摯に国政運営に当たっていくことを誓う」と宣言した、「経済再生」「震災復興」「危機管理」に内閣一丸で取り組む方針を示し、経済再生を「最大かつ喫緊の課題」と位置付け、デフレ脱却と円高是正によって「強い経済」を取り戻す決意を表明した。日本人10人が犠牲になったアルジェリア人質事件について、痛恨の極みだ。テロ行為は決して許されない。国際社会と連携し、テロと闘い続けると訴えた。震災復興については、「復興という言葉を唱えるだけでは、何も変わりません。まずは、政府の体制を大転換します。これまでの行政の縦割りを排し、復興庁がワンストップで要望を吸い上げ、現場主義を貫きます。今般の補正予算においても思い切った予算措置を講じ、被災地の復興と福島の再生を必ずや加速してまいります」と力強く亘理町の母親を失った少女とのエピソードを交え述べた。
さて、8時半から来訪者が続々、石巻魚市場再建、石巻市水産加工排水処理公社の早期再建等の促進、災害公営住宅、URの件、交通体系など多岐にわたり懇談した。正午を廻り議長室を出てNPOに寄り、自他に戻り国会中継で、断固たる決意を感じた。