1月30日(火)整備
議長室執務中、9時からは石巻市雄勝地区で硯を作り続けている遠藤弘行さんを支援する「石巻伝統文化継承者育成プロジェクト」を主宰する、小野寺鉄也さんから来月実施されるプロジェクトの御案内を受けた。雄勝硯は600年余の歴史を持ち、古くから良質の硬い粘板岩を産出してきた。これが硯の原料や、屋根を葺くスレート材になる。先ごろ復元された東京駅の丸の内駅舎の屋根には、雄勝石が使われた。伝統工芸品を次世代に繋ぎ、震災からの復興シンボルとなれるように応援していきたい。
その後、ラジオ石巻常務はじめ来訪者が多く、復興などいろいろ御提案をいただいた。その後、秘書課と震災復興部基盤整備から子ども達から提案のあった南浜町と中瀬公園の思いの入ったプランを見せていただき、建設部ほか担当課から説明を受けた。
午後1時から、石巻地方広域水道企業団桑原局長と広域クリーンセンターで打ち合わせを行い、1時半からは石巻地区広域行政事務組合議会第1回全員協議会を開催し監査の結果に関する報告及び意見について柴山代表監査委員から説明を受け、条例改正等内容説明を千葉局長、星消防長から受けて質疑。亀山理事長は挨拶後途中から石巻市と酒田市を結ぶ高規格道路の整備促進を目指す「石巻・酒田間地域連携サミット」が大崎市の芙蓉閣で開かれるため途中で退席した。この道路は、ウエストラインとして防災、経済、観光面などで欠かせない「命の道路」として重要路線で、高規格道路「石巻新庄道路」の計画路線への早期昇格、「新庄酒田道路」の整備促進、災害時の支援協力体制の確立など強力な運動展開が必要だ。
3時過ぎ渡波で親戚や知人と会い、復興への思いを訴えられた。復興費6兆円上積みで25兆円に上限が引き上げられ一層加速するようにしていきたい。