6月16日(日)ナジェージダ(希望)
父の日、義父と父に感謝の気持ちを表した。いろいろご迷惑をお掛けし自身がしっかりと表したら子どもから労いの言葉をいただいた。こちらにも感謝だ。
さて、復興マルシェは第3日曜日で賑わっていた。同級生や仲間たちと懇談し、2時からは、石巻ニューゼでの『語り「我にナジェージダあり」―石巻若宮丸漂流物語―』に出席した。石巻日日新聞にて連載中の小説『我にナジェージダ(希望)あり―石巻若宮丸漂流物語』の大島幹雄氏が御挨拶し、ダメじゃん小出の語りで石巻出航から漂流してからアリューシャン列島にたどり着くまでをジョークを交え白熱の演技だった。そもそも、若宮丸は今から220年前の江戸時代、時の将軍は11代将軍 徳川家斉、日本人として初めて世界一周をしたのは、江戸時代の宮城県石巻の若宮丸の乗組員たちであった。16名で江戸に向かう途中で難破した彼らは、半年間の漂流の後ロシアにたどり着き、遣日修好使節レザーノフとともに世界一周の航海を経て日本に帰ってきた。
終了後、米以外に魚も食べたのでしょうか、着物だけで寒さを耐えた強靭な体など盛り上がった。次回の開催を大いに期待し割れんばかりの拍手で終了した。ロシア語で「ナジェージダ」は希望だ。震災後、希望を抱けるよう学校教育の一環として郷土の誇り、サン・ファン・バウティスタ号など積極的に取り入れるべきだ。ダメじゃん小出さん、シリーズでやりましょう!一人ひとりの希望のためにも。