11月30日(土)小積浜お地蔵さまPJ
市内に行き、区長さんと共に「お地蔵さまプロジェクト」完成御披露目式の現場に行き紅白幕、花、ダンゴなどお供えものを供えて集会所に戻る。すでにカキフライや地元素材の「お・も・て・なし」の準備10時半過ぎに再び会場の「お地蔵さま」の前に渡辺先生・下吹越先生と学生達が到着していた。「お地蔵さまプロジェクト」は東日本大震災の津波によって被害を受けた小積浜のお地蔵様の祠を再建するプロジェクト。私の進行で阿部区長の挨拶、、除幕、市荻浜支所木村支所長さんの祝辞、渡辺先生・下吹越先生からも御挨拶をいただいた。そもそもアーキエイド(宮城県石巻市牡鹿半島での復興プロジェクト)が各浜に入り小積浜には補正大学チーム、現地でのヒアリング調査がきっかけとなり、流失したお地蔵様の祠の再建を設計から施工まで学生の手で行うこととなった。再建の工法は、オーバーに言えば世界遺産に匹敵する贅沢で手間暇を掛けた建築だ。90角の木材を一段一段、組んでいき、重なっている部分は木ダボにより接合し、お地蔵様を覆うような形になる釘など一本もつかわない。基礎構造には東大の佐藤淳先生に祠の構造に関して協力していただき、コンクリート打設実験、上屋モックアップ作成についても指導して頂き実施していただいた。
地区民の方々にも出席いただき記念写真を撮り地元紙ほか取材も受け、加えて桜プロジェクトも合流、建築写真家の平井先生も写真をいろいろな角度から撮影、集会所に移動し正午からなおらい。楽しい時間を過ごすことができた。ありがとうございました。