12月13日(金)生きる力

 ライオンズクラブ事務局から協賛しているのでと出席依頼されていた「石巻市美術展・プレ・リオープン展」石巻市、石巻市教育委員会、(公財)石巻市芸術文化振興財団の主催の開会が河北総合センタービッグバンで行われた。3年ぶりの開催は、公募を行わず、実行委、無鑑査、招待、推薦、審査員の作品などを展示していた。公募は来年度から再開するようだ。生憎道路工事で開会式には間に合わなかったが実行委員長の元石巻市教育長の阿部和夫先生とお会いした。地域の美術作品が一堂に会す「石巻市美術展」は昭和57年に始まり、毎年、文化の秋に合わせて10月に開催されていた。住民による絵画や書、彫刻などを一挙に展示する石巻地方の一大芸術イベントだった。3年ぶりの開催で、阿部和夫先生の思いが伝わってきた。大川小学校はじめ教育問題が取り出されている中で、文化・藝術の力は大きい。書の部、洋画の部、日本画の部、陶芸の部の作品を見学し、生きる力を後押ししてくれるようだった。
 午後からは地元で、後援会長、女性部長とお会いし、かき処理場で懇談してきた。福貴浦、鹿立、狐崎、牧・竹浜のかき共同処理場では1時ですでに作業を終え強風のためかき水揚げ作業は中止を余儀なくされていた。自然相手の仕事とはいえ、東日本大震災から復旧し、これからだが、販売環境を取り巻く情勢は厳しい。エールをいただき、かきを御馳走になった。文化・藝術、産業のご支援をお願いしたい。

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