1月4日(土)課題

 本来なら、今日が御用始となるが土曜日、明日日曜日とゆっくりとしているが、個人的には始動だ。地元紙に駅前周辺整備の記事が掲載された。『石巻市は、東日本大震災からの復興まちづくりのモデルとなる都市機能の拠点、JR石巻駅周辺の整備に乗り出す。石巻駅周辺は石巻の「玄関口」で市役所があり、2016年7月には移転再建される市立病院が開院する予定。市は震災を教訓に、災害に強く、市民に安心安全を与える二つの拠点施設を整備するなどして、多機能が集約した利便性の高いコンパクトシティーの形成を図る。』だ。説明不足と出席した市民の方々からは避難轟々で課題山積だ。確かに、一か所に多機能を集約することは理論上理解できるが、市役所―市立病院―駅、その周辺整備のインフラに係る費用や震災時にライフラインが壊滅状態となったが、ここも浸水区域だ。既に、再開した商店にも説明不足、さらに従来イベントを実施していた石巻駅前にぎわい交流広場の代替地をどうするのか。地域包括ケアの拠点施設「ささえあいセンター」と、市役所東隣にICT(情報通信技術)を生かした災害時の司令塔となる「防災センター」を新設場所がここで良いのか?グランドデザインを描かなかった行政の大きなエラーだ。
 苦情を伺いながら、それならどう対処するか。市民と行政の話し合いをもちながら説明責任を果たし、トップがリードしていく必要を感じた。市内各所では初売りの余韻、消費税問題でいつもより財布のひもがゆるんでいるのか、アベノミックスか混んでいた。SOSを述べられしっかりと始動していく。報道によれば、安倍総理大臣は、山口県下関市で開かれた新春の集いで「障害を力強く乗り越えて行く駿馬のように、困難にひるむことなく立ち向かって参る。デフレからの脱却や東日本大震災からの復興などに全力で取り組む」と決意を強調したと。エールをいただきながら真の復興を目指し進むことが大切だ。

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