1月14日(水)噛み合い

 1月11日投票の佐賀県知事選で、与党の推薦候補が農政連など農協関連団体が推した無所属候補に敗れた。当選した山口祥義氏は「農産品をブランド化し、販路を世界に広げる」と公約した。農協依存を批判して「改革派」を印象付けようとした樋渡啓祐氏はうまく対立軸をつくれなかった。樋渡さんとは市議会の視察で武雄市を視察した時、民活の導入した図書館構想などやる気満々の意欲的な方だ。今回の選挙は、各紙とも『かみ合わなかったこの論戦をもって、安倍政権が進める農協改革が全否定されたと受け止めるのは無理がある。自民党の敗因はむしろ、候補者調整を巡る首相官邸・党本部と佐賀県連の不協和音にあったとみるべきだ』と報じていた。中央と地方がしっかりと噛み合うことが大事だ。
 さて、久しぶりに浜の現場に行ったが、現場はとっても良い。防災集団移転の噛み合わないスケジュールと段取りには、「お役所日の丸」と言われるほど現場の仮設住宅で暮らしている方々の思いが一致していない。だいぶ、ご指摘をいただいた。その後、おしかのれん街でランチ、戻ってプレゼンの手伝いをし市内へ。夜は、石巻グランドホテルで石巻日和ライオンズクラブ理事会・例会に出席。こちらのスケジュールは、噛み合って効率よく活動できた。
 

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