3月6日(金)お薦め

 日本経済新聞「真相深層」に『地方財政安堵は遠く 破綻懸念の自治体「ゼロ」に 「健全化」指標、実態映さず 』と総務省が発表した地方の2013年度決算によると、財政破綻が懸念される自治体は「ゼロ」になったことへの疑問が掲載されていた。千葉県富津市を例に地方財政健全化法の4つの指標では増える社会保障費や施設維持費を賄うため財政調整基金を取崩しきて厳しい状況であっても破たん懸念とする「早期健全化団体」に分類されない。石巻市の平成25年度決算は将来負担比率63%、公債費比率15%、自治体のエンゲル係数と呼ばれる経常収支比率96.3%となっている。そもそも指標は基金を取り崩したり債務返済を優先にすると数字が改善する。
 さて、朝、仙台の先輩から秋葉賢也著書「厚生労働省改造論」(イースト新書)をお薦め頂き早速購入、増田寛也元総務大事が推薦の言葉通り社会保障システム維持、「医師・看護師・介護士不足」現場の実態や医療費抑制「スマート・ライフ・プロジェクト」、地域包括ケアなど被災地からの視点で一気に読めた。弔問を終えランチ後も諸先輩からお薦め頂いた本も購入、夜はお薦め本の読書。

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