3月14日(土)第3回国連防災世界会議

  世界186か国の代表が参加して、今後、各国が取り組むべき防災や減災対策の指針について話し合う、第3回国連防災世界会議が仙台市で始まった。これは、約10年ごとに開かれ、3回目の今回は、防災対策への関心の高まりから、初めて首脳級の会合となり18日までだ。10時に仙台に到着、勾当台公園でのイベントを見学し、連防災世界会議の一環で「女性と防災」をテーマにした特別会場となったエルパークに仙台に移動した。午前中、地元・宮城県の女性たちが東日本大震災の体験を発表するフォーラム、午後2時からはパブリック・フォーラム東日本大震災に学ぶ 大災害と子ども・子育て支援活動のあり方ー宮城県子ども支援会議の事例からーのフォーラムに参加した。子どもの参画 被災地の子どもたちの「いま」の想いでは、女川町の女川1000年後の命を守る会、石巻市の大川小学校卒業生、気仙沼市の底上げYouth、福島県楢葉町 キッズドア ならはキャンパス、石巻市のいしのまき寺子屋、名取市の名取こどもミュージカルの6団体が発表した。中でも、石巻市の大川小学校の卒業生が被災した校舎を震災遺構として保存してほしい、検証委員会への不満も訴えた。午後4時半からは仙台市市民活動センターへ移動し「小さな命の意味を考えるーあの日大川小学校の校庭から学ぶものーに出席した。佐藤敏郎先生から大川小学校の校庭から何故あの大惨事になったのかという疑問とこれからどう活かしていくか曖昧ではいけないと、西條剛央早稲田大学客員准教授から「大川小学校の悲劇はなぜ起きたのかーSCQRMによる構造化と再発防止の提案ー分析結果をデータにより詳細に明らかにした。2人の後に大川小学校事故とその検証に学ぶとして林衛富山大学准教授が事実に基づかない権威主義的検証として室崎委員長らの問題点を指摘した。同様に纐纈一起東京大学教授は「なぜ真相は、究明されないのか」と実は二人の話の通り、真相は究明されているが公的な場で公表していないと報道から検証委員会の問題点を指摘した。会場からの質疑を行い午後6時半に終了した。18日までで広く防災・減殺意識が広がればと帰路に思った。

コメントは受け付けていません