5月10日(日)母の日
母の日で恒例のカーネーションをプレゼント、亡き義母の命日と重なり墓参りに行き、石巻港にイタリアの大型客船「コスタビクトリア」(全長253メートル、7万5116トン、乗客定員2394人)が初めて寄港、知人が乗船するというので石巻港に妻と行った。強風、10時過ぎに沖合に見えていたが着くと帰って行く車が多い。友人や知り合いが笹かまぼこの無料提供を受けながら「時化で寄港できない」でボートで乗船者を運んだみたいと。この事業は、石巻地域の観光復興をアピールし、客船寄港を定着させようと、石巻、東松島両市と女川、松島両町で構成する石巻港大型客船誘致協議会が誘致し、石巻市へ寄港する船の中では過去最大級という前評判が高かっただけに残念。知人もコスタビクトリアのツアーは、昨日、横浜を出港。本日石巻に入港し、函館、金沢、釜山などを経由して18日に横浜に戻るコースだ。伊達武将隊の演舞も寂しく、若生社長やイベントブースで商工会議所高橋専務や石巻を考える女性の会メンバーとお話し安倍議長、青山副議長と会い移動した。
午後からは、石巻性従事病院南病棟1階会議室で「呼吸器をつけて地域で暮らす」の講演会に出席した。講師の平本歩さんは、兵庫県尼崎市で1985年生まれ、生後6か月で人工呼吸器をつけて地域の保育園、小中学校、高校に通い現在は一人暮らしでその過程をお話しいただいた。障碍を持っていると感じない彼女の生き方は凄いと思いつつ、帰りに母の日、お祝い会の準備。帰宅すると息子から妻にプレゼントが到着していた。一人で生まれた人はいない。平本さんを奮い立たせた父の遺言『自立に向かって邁進せよ』は心に残った。1日を振り返りながら母に感謝、父に感謝、感謝感謝だ。