8月31日(月)新陳代謝

 日本経済新聞春秋に『東京は「新陳代謝都市」である。戦災で焼け残った大正時代の建築はもちろん、最近の建物も壊しては、建て直す。10年単位で街並みが変わる。歴史も瞬く間に忘れ去ってしまう。変わり身の早さは世界に類がない。作家の林望さんが「東京珍景録」でそう書いている。』と紹介されていた。まさに、新陳代謝は必要であるが、市役所の中で、課長・補佐が揃って変わって不具合なことが起きている。
 普遍なものや伝統を大事にすることも含め、不変なものと新陳代謝が必要なものとをしっかりして欲しいものだ。不具合な件で市役所、後に津波に耐えた本間家の土蔵の移動を見に行った。この蔵は、江戸時代に廻船(かいせん)問屋として栄え財を成した旧家武山 家(現本間家)が、明治三陸津波(1896年)の翌年に建てた土蔵である。本間英一さんに寄り挨拶した。これこそ、文化財として保護してリボンアートフェスティバルの際にもインバンド対応が可能だ。その後、打ち合わせで八幡屋でランチをいただき懇談。夕方は、青葉東へ、経過も含めバランス論に結論が落ち着く。

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