12月6日(日)言霊

 なんと、冬至を前に短日はピークを過ぎるらしい。東京で今月14日、札幌で同16日、福岡で同11日からは日没が遅れ始めるのだ。日の出は正月にかけてなお遅くなるから冬至に昼間の時間が最短となる。しかしそれを待たずに「一陽来復」は日没に兆すと日本経済新聞春秋でっ知った。
師走の慌ただしさで気が付かないまま冬至カボチャで一息、一気に年末年始となる。
 さて、慌ただしさの中にもゆったりと年賀や整理、『「自分の言葉」をもつ人になる』(吉元由美 著)サンマーク出版を読んだ。心の奥深いところに気づくことが出来る。柿本人麻呂「敷島のやまとの国は言霊の幸は国ぞまさきくありこそ」言葉には心が宿っている。意味は、日本の国は言霊が幸いをもたらす国ですが、どうか私が言葉で「ご無事でいて下さい」と申し上げることによって、どうぞ無事でいて下さい。 (海路の旅に上る人に餞した歌)。改めて感ずるところが大きい。
 

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