12月25日(金)喚起
来年度予算案は96.7兆円で昨日閣議決定した。日本経済新聞社説では『縦割り排し社会保障・税一体改革を』と。中でも、『日本の借金残高は国内総生産(GDP)の2倍を超え、財政は先進国で最悪の状態にある。単年度の財政赤字を前年度より小さくしたのは前進だが、財政健全化の道筋が整ったとはいえない。』と歳出減進まず再生健全化の道険しいとしていた。
また、東北地方を訪れる外国人観光客の数が、震災前の水準に回復しない中、東北地方の観光振興のための予算として50億円が計上された。
具体的には、①外国人観光客の誘致に向けた東北各県の取り組みを支援する新たな交付金に32億円、②国が、ヨーロッパやアジアの各国で、東北地方の観光地としての魅力をPRする事業に10億円、③原発事故の風評被害が深刻な福島県が国内の観光客向けに行う誘致活動を支援する予算も3億円が計上されている。
天皇誕生日、クリスマスが本日で終わり、街は歳末と年始へ進む。きのうまでの暖かさから寒気も押し寄せ仕事納めも迫り気ぜわしくなってきた。来年こそと毎年思うが、来年こそだ。