3月18日(金)純粋
朝、妻と愛犬と地元小積浜霊園へ行き墓参りし、9時半に石巻市立東浜小学校卒業式に出席した。5名の卒業式、「旅たちのことば」でウルウルだった。まず、自分たちの6年間お思い出、在校生・1年から5年生への一人ひとりへバトンの言葉、在校生から5名の卒業生への一人ひとりへの思いで、担任の佐藤仁美先生への思い出と感謝、御両親へ、歌も「学校の坂道」「旅立ちの日に」で会場が感激する劇場となった。春からは制服の荻浜中学校だ、感激を忘れずに一層幸多かれだ。
さて、今朝の日本経済新聞春秋に「ひとは制服に弱い。」と言う言葉から、ニセ学生の詐欺を紹介し、人気の経営コンサルタントは、米ハーバード大の経営学修士という学歴を売り物にラジオやテレビで企業家や企業経営について語っていたが、その学歴も経歴もでたらめだったと。『いつの時代も弱みを見つけて、つけ入るニセモノはいるものだ。』と結んでいた。卒業式は卒業生のピュアな心や思いが満ち溢れていた。震災時の不安や校庭にSOSを書いて自衛隊がきたことも紹介された。今話題となっているコンサルタントのことなど微塵もないが、市内では工事代金が払われないことやガレキ処理の詐欺など東日本大震災の最大被災地で行われていたことは言語道断だ。卒業式の純粋な思いがもっと広がりますようにとお彼岸2日目に一層の思いがした。