4月10日（日）暗転
日本経済新聞春秋に、明日、Ｇ７外相が平和記念公園や資料館を訪れるが、核を持つ米英仏外相の公園訪問は初ということから『資料館では焼けた衣服などと向き合い、銀行の石段に残る影に瞳を凝らしてもらいたい。生を暗転させる無慈悲さを改めて胸に刻み、「核なき世界」へ少しでも近づいてほしい。戦後71年、歩みの遅さに気が遠くなる』と書いてあった。正を暗転させる無慈悲は戦争もそうだが、東日本大震災などの災害もまさにそうだ。
さて、前丸森町長 渡辺政巳さんのご縁で、半澤善輝 丸森ロータリークラブ会長ほかクラブ員の皆さまにサンファン館で震災復興についてお話しさていただいた。大川小学校など尊い命が犠牲になったことなど正に暗転した出来事だ。あいにくドックのためサンファンバウティスタ号はお休みだったが、石巻魚市場、がんばろう石巻、日本製紙株石巻工場、観光協会等を御案内した。歩みの遅さと人口流出は比例しているようだ。