6月17日(金)原因
秋田県鹿角市の山林で、タケノコ採りの男女4人が相次いでツキノワグマに襲われ、死亡した事故は、地元住民をはじめ、関係者に大きな衝撃を与えているというニュースを見た。秋田県ばかりではなく、各地で熊を見た話が出ている。隣の東松島市も連日の目撃情報で地元紙に掲載されていた。また、地元の浜や女川町、北上地区でもなどなど・・・・。
このことは何が原因なのだろうか、検索すると「山でえさを探すより楽だから地元に降りてくる」「自然の攪乱(人間による開発や伐採)による環境的要因」「前年の冷夏、猛暑や台風による気象的要因」「ゴミを山に投げ捨てて来る環境破壊」「キノコや山菜狩りなどで必要以上に山の中に入る」「人間のマナーの悪さ」などなどいっぱいあったが、そもそも石巻市内では熊の出没は聞いたことがない。いることが前提の秋田県など山間部とは違う。不可思議だ。
さて、自然界の不可思議は海にも言える。磯焼け現象によるウニの生育、魚種の変化など宮城県水産技術総合センターに寄り、石巻の水産とまちづくり等々で懇談した。さらに、水産都市として差別化、県との連携をしっかりと図って牡鹿半島をはじめとする市内に進めて行きたい