10月24日(月)情

 日本経済新聞春秋に『「なんと時代遅れな!」。孔子の愛弟子、子貢は驚いた。老人が井戸の中に入り甕で水をくんでいる。水を取り畑にまくなら、はね釣瓶という機械がある。声をかけたところ、知ってはいても使わないのだという。理由を聞き衝撃を受ける。「荘子」にある説話である。老人は答えた。使いだすと、必ず機械に頼る仕事が増える。増えると、頼る心「機心」が生じ、とらわれる。「振り回されるのはいやだ。邪魔してくれるな」と、子貢は追い払われた。効率優先を説く先生の教えが揺らぐ気がしたそうだ。道具の発明以来、機心は広がり続ける。いまの社会は、機械なしでは立ちゆかない。・・・』と将棋の対局中に電算ソフトを使った疑惑が浮上し、タイトル戦に混乱が起きている話へ展開している。また、人間と機械のチーム同士の大会は人気がないという。培う情か。
 姉妹クラブの宇都宮二荒ライオンズクラブを案内し、大川小学校で献花と焼香して頂いた。校庭からなぜ山に逃げなかったのか、説明しながら考えること大だ。雄勝商店街、硯、お土産、女川町でダンボールギーニなど経由しニューこのりでランチ、高政により次回は宇都宮で開催を約束した。機械ではない継続しての情だ。有意義な例会だった。

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