12月14日(水)潔い

 ことし2016年をあらわす漢字は「苦」台湾での話だそうだ。日本の「今年の漢字」に対して『文芸支援団体の「代表字大選」』というイベントで選ばれたと昨日の日本経済新聞春秋に書いてあった。。清水寺で発表された「金」とは対照的で、日本のすぐそばで何が起きているのか心配になる。ことしは台風など天災が多く、たくさんの人が家の再建に苦労し救援にたずさわる人たちも大変だったというのが推薦の理由と中国大陸からの観光客の減少があげられているという。
 その年の世相が「苦」とは何とも心配な現象だ。潔く未来を大いに語り、わくわくするようにしたいものだ。「金」ではないがそういえば、1702(元禄15)年のこの日、赤穂浪士47人が本所の吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げた日でもある。思いは一層だ。

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